珍しい先生①

7/21(土) 

ジュニアⅡ&レディースクラス

お部屋に入って来ると、ANNA先生が待ち構えており、ゲゲッッ!! と一瞬にして緊張悲愴顔となった生徒さんたち。
ANNA先生の久しぶりのレッスンでした。

初心者クラスの内容で頼んであります。最近やっていないようなこともちょこっと出て来たけれど、難易度としてはそんなに難しくなかった。

初心者で頼んでも結構、いえいえ難しい事をしようとするんです。感覚がね、別次元なので。
それダメ。それ無理。そんなの無理無理。と却下してばっかりなんですよ。

以前は担当クラスがあったけれどここ数年はありません。というのも、ANNA先生はバレエとして!! という目線、評価で見ますから。

残念ながら、スターライツの現在の生徒たちは、まだそういうレベルではありません。
身体の使い方や、感触的なものを説明し出してしまうのですが、わかる人は基本的にいません。(ジュニアⅡのMちゃんくらい)コンクールやプロを目指す人の感覚、レベルで言ってしまうんですよ……

 

バリバリバレエの教室や海外のバレエの先生とは、可能性のある人、有望な人にしか教えません。
クラスに大勢いても教えるのは一人又は数人。他は見て真似をする。いるだけ状態。
先生は見ていない。又は、バレエセンサーに引っかからないということかもしれません。
可能性のある人=お気に入りの人に指摘し、教える。注意をされるのはとても良い事!!

日本人や趣味レベルの人だと、注意されるとショゲてしまったり、スネたりする人が多い。全くの間違いですよね。やってもやっても、あれこれあれこれダメ出しをされてしまうのですが、それだけ可能性があるということなんですよ。

 

ANNA先生のように、いつも担当していない先生は、もっとこう!! と容赦なく指摘注意する。
私のように見慣れていると、どこまで出来るか出来ないかをわかっているので。

が、しかし、人とは、見慣れない人の前では頑張るもの。
いつも以上に、否、過去最高の頑張りを見せてくれたMちゃん。

見ていた私は、そんなに頑張れるの?!と、とても驚きましたし、感動しました。 
以前より強くなったんだなぁと思いました。