珍しい先生②

7/21(土) 

チャイルド&ジュニアⅢクラス

大人クラスだと初心者用で、と頼めばいいのですが、 このクラスはベビーの超基礎から抜け出て、少しずつ学び始めたところ。逆にどのくらいの事をすればいいのか分かり辛いもの。話す言葉や説明も、ANNA先生はお子ちゃま向けに慣れていないので。レッスンはまたの機会にしようと、見学していました。

意欲的に取り組めるようになってきた子ら。ちょっとずつバレエらしいことを始めたクラス。私的には、楽しいクラスなんです。この子たち、ここまで出来るようになったんだヮ!!って。ホクホク出来る。

でも、後で聞いたANNA先生の感想は「ガクッと来た」でした。
ANNA先生は先日海外から帰って来たのですが、ちょうどその前バレエ学校の小学生を観て、とってもキレイで上手だったので、余計にその差を感じたようです。
そりゃあ……バレリーナ目指して毎日レッスンしている子と比べたら……

でも、子供たちは、ANNA先生が来ているからか?? 殆どの子がいつも以上に頑張っていました。
センターレッスンでは、その、いつも以上に張り切る気持ちを更に期待した方法にしました。

私「ANNA先生は、バッチィバレエを見ると怒り出すからね!!」と。
(本当は怒るのではなく、観ないのです。目を瞑る。寝る)

6月に嫌というほど練習した事をコンビネーションにし、一人ずつ私のチェックを通った人だけ、ANNA先生の前でする。というやり方にしました。

皆、ちょっとビビって緊張しながら、自習→私の前で一人ずつをやっていきました。
覚えるのもいつも以上に早かった子ら。……いつも時間かかる子が何人かはいるものなのですが。全員サッと1回で覚えてるしぃ。

皆、大真面目に挑んでいました。やるのは、先輩順。後輩は順番待つ間に何度も練習出来ます。

2番手Sちゃんは、この日めちゃめちゃ頑張っていて、ずっとキレイにやっていました。ANNA先生がいるからか、前回の私の喝が利いたのか?? 何故だかは不明ですが、
知っている事、気を付けるべき事、精いっぱいのレッスンをしていました。
この課題もキレイにやっていて、私はとっても嬉しくて涙出そうなくらい感動していたんです!! が、間違えてしまった!! 必死過ぎたのでしょう。自然にやれば出来たハズのところを。私は思わずカエルが踏み潰されたような声を出してしまいました。口を押えたけれど時既に遅し。Sちゃんは異変に気づき止まってしまいました。
一生懸命過ぎて間違えてしまうというのはある事ですが、やはり、舞台で披露すべきバレエとしてはそれではいけませんよね……

4番手の子は、一人年下でレッスンも少ないけれど、その割には何とか出来ていました。ので一抜けでした。
甘めではあります。始めた年齢やレッスンの量、普段の様子、打たれ強さ弱さなども合わせた評価なので。
ANNA先生に見てもらえましたが、偉くマニアックでレベル上なアドバイスをされ、何度も練習させられていました。

他の4人は私の再チェックを一人ずつ。何とかクリアしました。時間がないので4人まとめてANNA先生に見てもらうことに。でもアドバイスをもらえたのは2人だけ。私としては、皆に出来てるところと注意をあげて欲しかったんだけどね……

一抜けの子は、私が成果を再チェック。……まだまだわかっていないようでした。
アドバイスがレベル高すぎたのでしょう……

 

ジュニアⅢタイム

じっくりたっぷりやっていたので時間がずれ込んでいましまたが、Ⅲらしい内容、回転系の復習をしました。ANNA先生は遠目に見ていました。なかなか注意ポイントを覚え、身体でやれないもの。これらは毎回やるべき練習。直ぐに感覚がくるってしまうものなので。

趣味のバレエとは、やる気で数をこなしている人が出来るようになるのです。