“ かわいい子には旅をさせよ ” ①

 2/ 9(土)

ジュニアⅡ&Ⅲクラス

Ⅲの子たちは、来てから始まるまでの時間に余裕がないのに、のんびり喋くっていたり、お友だちの準備を待っていたり…。レッスンに挑む準備が出来ていないので、本来ならレッスン前にしておくべき準備である自習をさせました。なのでレッスン受講としては、初めが欠損です。遅刻と同じ。上のクラスになり、踊りも沢山担当する子たちなので、そんなことではいけませんからね。

更に、もぉっと大遅刻して来た子までいて…。遅れた時の挨拶文句さえ言えばいいってもんじゃありませんよね。遅刻慣れしているのでしゃらっと平然と言っていました。
ベビークラスじゃあるまいし、いきなりの振付練習でうまく踊れるようになるわけがありません。人がレッスンをしているのに自分はしていない。遅刻している。平気のへっちゃらではいけませんよね。
とりあえず来たらいいってもんじゃありません。
時間の管理、段取り、取り組む姿勢や気持ちのコントロール…まだまだ上手く出来る歳ではありません。勉強中ですが…。

とりあえずはレッスン足りてないし、次のクラスへ居残りさせました。この子の場合は、足りなかった、というよりは、遅れたら余分にさせられるっと思うでしょうから。

時間に間に合わなければ、次のクラスへまたがって受けれる、なんて勘違いされてもいけません。今回限りです。次はない。遅刻しても出席した事になっちゃってもいけません。
欠損は欠落、終わりを意味します。

次のクラスでは、人数とスペースの都合上、オマケ参戦なので空いてる場所へ。欠席ベビーちゃんの場所で、ベビーちゃんたちに囲まれてバーレッスンを。

合同クラスで皆合う、一緒にやることはあるので特別な事ではないけれど、この日は自分のクラスでないところに割り込んでいる。気まずかったハズ。それも思わないようではダメですがね…。

親や大人が、子供が上手くいくように教え、導くもの。
でも、教えたからって、子供は たいていスンナリ素直にそのままやらないものです。
自分で考え、身を待って味わう、何かを感じる事ですよね。困ることがあったら困らないようにしようと考えて次の行動に繋がれば…。だから、いいんですよ。
むしろ、お膳立てしてやって、痛くないように、困らないように…とか、かわいそう…なんて、万全の手助けをしていると、自立しないし、出来ない。
結局 何も出来ない、弱~い人に育ってしまう。
 “ かわいい子には旅をさせよ ” 大事ですよね。信念と覚悟を持って…。

 

今月は振付が全クラスで始まり、クラスの進行が実に恐ろしくややこしい…。遅れないように…と思ってたら、終わるのが早かった。生徒たちに「まだ。○○分まで」って言われちゃいました。言ってくれて助かる。
振付も、復習しただけでヤバイ!時間切れだーと思ったので、まだあってホッとしました。

 

Ⅲの子たちは、新しい作品の振付が始まり、1月にやっていた踊りにも時間を取ってあるけど、新しい振付がずれ込んでじっくりやれていない今月。先週は、精度ガタ落ちしていた子ら。この日は、忘れちゃってる部分もありますが、それぞれ、凄く良くなっている部分もありました!
気を付けるべき点は山のようにありますから、新しい振りもどんどん加わり、全部を完璧に抜かりなくとはいきません。それでも、お家で思い出したり練習したりしているんでしょう。でないと良くなるはずありません。沢山の振付をこなしながら、気を付けて踊ったり…少しずつ出来るようになってきています。踊りが まだまだ増えていくこの子たち。発表会の時にはどんなふうになっているのかしら…?楽しみです。