“ かわいい子には旅をさせよ ” ②

 2/ 9(土)

ベビー&チャイルドクラス

この日から振付参戦の子たちがいました。逆に初日から3回目の子も多くいます。

病欠等含め、皆 都合がありますが、現実問題、この時点での振付参加に差が起きます。毎回、来ていなかった人に振付を1からやり直しをする。他所の教室では普通ではない事ですが、スターライツでは参加日が選べるシステムだからそうなってしまいます…。

フリを1回で覚えられない人にはラッキー、好都合な事。でも覚えている人にはつまらない事です。上を目指すべき練習とは、いくら上限無限であっても…。

この日、すぐに覚えられた子たちが3回目のリピート。いい加減退屈そうでした。ベビーちゃんや子供、キャリアのない人には精度を高める練習が出来ません。飽きて、注意散漫になり、逆に間違えるようになってしまいます…。
参加日を選べるシステムは、良い面もあれば、こういう事も起きるのですよね。
じゃ、最後に一気にまとめてやればいいかというと、実際やってみないとすぐ覚えられるか わからないものね…。

でも、しっかり練習しないと本番に真っ白になってしまいますから、繰り返しても飽きずに、飽きても丁寧に繰り返す事、それ自体の訓練です。踊り以前に精神修業ですよ…。初舞台の子は、何度も踊らされて嫌そうにするもの。言葉が達者な よく喋る子は、それを言いますし。

3回目から参加する人にとっては大事な振付初日ですが、初日から連続参加している人にとっても同じく大事な時間です。
個人レッスンではないので、出来ていない人に時間を割き、待つのもクラスレッスンだし、待ってもらえないのもクラスレッスンです。進んでいる人は、人が来ていない時にもやっていた結果、もっと進んでいける状態にあるのだから、進めてあげなくてはいけません。

 

チャイルドクラスのこの日からのRちゃんは、とてもとても張り切っていました。というより、異様なテンションで…。リアルに浮足立っていて、地に足ついていない。なので踊りながら、こける こける こけまくっていました。
以前は、出来なかったりするとシュンとしたり、固まってしまう子でした。3回目の子たちは精度は ともかくそれなりに慣れているし、フリが進んでいてサッサどんどん動く空気感の中、説明しても焦ってなかなか覚えられなかった。出来なくっても、絡まっても、諸共せず!でした。とてもとても発表会を楽しみにしているようでした。